明けましておめでとうございます。
今日はサウスフィールドプランニング2018年の仕事始めの日なのですが
ちょうど良いタイミングで商工会議所主催の自社分析セミナーがありましたので
それを受講しながら、弊社事業拡大に向けての経営計画に思いを馳せてみました。
事業の発展&継続のためには、自社の経営環境を客観的に分析して
綿密な経営計画を立案、実行することが非常に重要です。
場当たり的な経営をしているようでは、発展どころか継続すら難しくなってしまいますので
経営という大海原の中でも迷うことなく目的地に突き進むことのできる明確な海図を
先ずは手に入れようと思ったのでした。
福井商工会議所主催の自社分析セミナーは全3回のシリーズになっており
この日の講師役の先生は株式会社エイチ・エーエル 中小企業診断士の東 正博氏
第1日目のセミナーでは
「自社分析から新たな商品を売るための仕組みを考える」をテーマに
- 現在の経営資源の棚卸
- 自社の外部環境と内部環境を把握する
- 将来ビジョンを考える
- 新たな取り組みの考え方
- 売上を上げるためのマーケティング手法
これらの項目について、学びと思索を深めさせていただきました。
3時間ほどのセミナーでしたが、非常に濃い内容で大いに刺激を受けることができましたよ。
東先生曰く、経営資源の棚卸しや外部環境の確認、そして経営計画の立案は
国や県の補助金申請の際にも役立つというか、必須になるそうです。
私は補助金を申請することに興味がないどころか、必要ないとまで思っていたのですが
今日のセミナーで少し考えが変わりました。
国もただ補助金をばらまいているわけではなく、ちゃんとした思惑があるようなので
それに黙って乗っかってみるのも悪くないかもしれません(笑)
とりあえず備忘録として、今日の学びと気づきを書き出してみましたので
もし興味がありましたら参考にしてみてください。
- 一体何のために事業を行っているのか?どういう存在でありたいのか?
自社の経営理念を再確認する - 経営理念は「シンプルであること」「ポジティブであること」「達成できないことであること」
- 実際に補助金申請する際にはSWOT分析の「弱み」はあまり書き出さないようにする
- 補助金申請の際の審査員はアルバイトなので、合否を際どく決定づけるのは「事業主の熱量」
- 自社評価の際のSWOT分析は、あくまでも主観でしかないので、それを補完する要素として「顧客が買ってくれる理由」を、顧客の立場になって考えること
- 鳥・虫・魚の目で外部環境(市場規模・成長性・競合)や顧客ニーズを把握し、ファイブフォース分析で競争環境を明確にする
- 自社の棚卸と環境確認をして、50年先の未来を見据え、将来の理想像を考えた上で、5年後の目標と計画(売上高・社内の状態・顧客からの評判・地域での立場や関係性)を立てる
- 現実と理想のギャップ=問題点であり、問題点から課題を掘り起こし、改善策や革新案を導き出す
- 標的市場を分析し、特定した上で、自社が競争優位のタイプを明らかにする
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