年が明けて2023年、新年おめでとうございます。
新春といえば引っ越しのシーズンでもありますね。
2016年の電力自由化以降、毎年1月~3月は電気ガス水道の手続きを他人にまかせて失敗する人が続出する時期でもありますw
というのも、
不動産会社や引っ越し業者などのあま~い言葉をかんたんに信じて、電気代がかなり割高になる新電力会社と契約してしまう若人たちが、毎年かならず一定数いるんですよね。
統計データから推察すると約2~3%くらいでしょうか。
引っ越し先でかなり割高な電気ガス会社を利用している若人が30~50人に1人、つまり学級クラスに1~2人はいるという計算です。
引っ越しの際には誰でも不安になりやすいので、アカの他人でもつい頼ってしまう気持ちは分からなくもないですが・・・
引っ越しセンターサ〇イとかアパマ〇ショップなどの知名度の高い会社も、所詮は手数料目当ての代理店でしかありません。
じつは割高になるような事業者と契約させられないためにも、電気と都市ガスについては必ずご自身で申し込み手続きすることを強くおすすめします。
電気ガスの代理業者の手口として、よくある殺し文句
「元々の供給は大手電力会社(東京電力や関西電力、中部電力など)なので大丈夫です!
でもウチを通すと少し安くなるんですよ!」↑ テキトーな嘘なので気をつけましょう(大幅に高くなるケースもあります)
— N|電気ガス料金比較アドバイザー (@taizo1974) January 3, 2023
電気 → 自分で選んで直接申し込みがベスト
(不動産屋や引っ越し業者のあまい言葉を信じて損するケースが多発しています)
都市ガス → 自分で選んで直接申し込みがベスト
プロパンガス(LPガス) → 物件ごとに定められている事業者と契約する
(賃貸住宅の場合、プロパンガスの販売事業者を自由に選ぶことはできません)
水道 → 各自治体に自分で開通を申し込む
(水道は自由化していないので他を選ぶ必要はありません、というか他は選べません)
※電気や都市ガスの開通手続きはインターネットから10分もかからず申し込みできます
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自分で手続きしたほうが良いのはどうして?
なぜ電気と都市ガスは自分で手続きした方が良いかというと、、
その理由は2016年と2017年にそれぞれが小売自由化されたことによって、悪質な販売事業者が後を絶たないからです。
電気切り替えにかかわる消費生活センターへの相談件数は年々増えています。
今年1月~3月も電気代高騰に便乗した悪質な代理業者による営業電話や訪問販売、
不動産会社や引っ越し業者による不誠実なあっせんの増加が予想されますので、
この春はじめての土地に引っ越しされる方は用心しましょう。 https://t.co/aJ7OZ11Ikt pic.twitter.com/3SiETmDBJu— N|電気ガス料金比較アドバイザー (@taizo1974) January 6, 2023
引っ越しは何かとせわしなく忙しいこともあり、電気ガス水道の開通を他人に任せられるのならそれでイイよという声も見られますが・・・
しかし、電気とガスの手続きはインターネットから5~10分ほどの手間で済みますし、そのわずかな手間を惜しんで毎月数千円以上も割高な光熱費を払うはめになるのはバカらしくないですか?
2016年と2017年の自由化以降、悪質な販売事業者が巧妙な手口で契約数を増やしてきていますので、冗談ぬきで気をつけてください。
結局どこを選べば良い?
では、どこに申し込めば良いのか?
これは引っ越し先によって選ぶべき会社は異なるものの、
かんたんに言うと「自由化前からある大手の電気ガス会社を選べば良い」です。
とりあえず3大都市圏でもっとも安心して利用できる企業をご紹介します。
東京およびその周辺の県の場合
東京23区や関東地方での電気と都市ガスは
・東京ガス(公式サイト)
・東京電力エナジーパートナー(公式サイト)
上記企業との契約がもっとも無難です。
オール電化物件でも上記いずれかを選べば間違いはありません。
なお、賃貸住宅の場合、プロパンガス(LPガス)は選べませんので、これについては物件指定の事業者と契約する必要があります。
水道も引っ越し先の住所地の自治体との契約になりますので、他を探すようなことはしなくても大丈夫です。
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(※)資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2022年10月時点)における、みなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値より
大阪・関西エリアの場合
関西エリアでの電気と都市ガスは
・大阪ガス(公式サイト)
・関西電力(公式サイト)
上記企業との契約がもっとも安心です。
ただしオール電化物件の場合は関西電力を選んでください。
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中京エリア(名古屋など)
中京エリアや中部地方での電気契約は
・中部電力ミライズ(公式サイト)
上記企業との契約が無難です。
オール電化物件でも中部電力ミライズを選んだほうが良いでしょう。
なお、都市ガスについては地域ごとに利用できる事業者が異なり、
東邦ガスやTOKAIガス、サイサン、サーラのガスなど複数のガス会社があります。
東邦ガスの供給エリアに関しては、中部電力のカテエネガスプランのほうが東邦ガスよりも安いので、中部電力ミライズでまとめた方が良いでしょう。
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他のエリア同様、プロパンガス(LPガス)は賃貸住宅では選べませんので物件が指定する事業者と契約してください。
水道も引っ越し先の住所地の自治体との契約になります。
最後に一つだけ注意したいことは
引っ越しセンターサ〇イとかアパマ〇ショップなどの代理業者が紹介してくる電気ガス事業者が絶対にダメとは言いませんが・・
どうしても契約を任せるのであれば、契約する前にその事業者名や代理店を検索して調べてみてください。
GoogleやYahoo!検索なんかだとステマも多いので、Twitterでもあわせて検索してみると完璧です。
・東京およびその周辺の県のベスト企業
・大阪・関西エリアのベスト企業
・中京エリア(名古屋など)のベスト企業
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